Top 100s by YearとFREEの話
App Storeで1位になってるアプリ。
1948年から2009年までのトップ100曲がいつでも聴けちゃいます。*1
http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=292142331&mt=8
正直、これはかなり良いです。1位になるだけのことはあります。星3つ。
家で作業するときのBGM、移動時も地下鉄以外なら十分楽しめます。
で、このアプリ、ユーザとしても十分楽しめるんだけど、このアプリの凄いところはFREEなところ。*2
- 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: ハードカバー
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最近読んだからネタにしたかっただけなんだけど。
このアプリを使った僕の行動をまとめるとこうなる。
- なんとなく2009年度のTOP100を聴いていると、GREEN DAYの21Gunsが流れてきた。
- GREEN DAYって学生の頃、よく聴いたよね、って感慨にふける。
- あれ、今聴いてもやっぱ良い曲じゃない?って思う。
- Youtubeで21Gunsを検索。オフィシャル配信してるのか、GREEN DAYもいろいろやってるんだなと思う。
- iTunes StoreでGREEN DAYのアルバムを調べる。
- 購入ボタンを押す。というか押しちゃう。
まさにFREE。
何が言いたいのかというと無料配信が結果的に利益を生み出す、というところ。
僕みたいな財布のゆるいユーザが世界に数千万人いるとしたらけっこうなビジネスになりますよね。
このアプリの大事なところは、
「ユーザがお気に入りの音楽を見つける」→「iTunes Storeで購入しちゃう」ていう行動に結びつけるところ。
その行動ってのが指先だけで終わっちゃうのが凄い。便利な時代だ。
音楽の無料配信というのは、上辺だけをとると、
アーティストやレコード会社に利益を生まないように思えてしまいます。
でも実は僕みたいな「普段音楽を聴かない層」の購買意欲をかき立てるという面もあります。
ということが言いたかったのさ。