Murayama blog.

プログラミングと、その次の話

下手なアドバイス入門

プログラミング講師として受講者にアドバイスをする機会が多くあります。そこで気づいた失敗例をまとめました。

  1. 信頼関係が構築できていない
  2. 求められていない
  3. 前提が共有できていない
  4. 当たり前のことを言う
  5. 具体性がない
  6. えらそうに言う
  7. 自分ができていないことを言う

1. 信頼関係が構築できていない

アドバイスは両者の信頼関係の上で成立します。相手が貴方のことを信頼していないとアドバイスは無視されます。日頃からの信頼関係が構築できていないのなら、アドバイスするのは控えておきましょう。あなたが部下を指導したいなら、まずは信頼関係を構築するべきです。

2. 求められていない

アドバイスはタイミングが命です。求められていないときにアドバイスをしてはいけません。上司と部下の関係、先輩と後輩の関係など、アドバイスを交わす両者に上下関係がある場合は特に注意しておきましょう。部下はいつもアドバイスを求めているとはかぎりません。アドバイスってのは、相手が求めているときにそっと提供してあげるべきです。

3. 前提が共有できていない

相手の言い分を理解できていないのに、アドバイスしてはいけません。まずは相手のメッセージを理解しましょう。話してあげることよりも聞いてあげることを優先すべきです。

4. 当たり前のことを言う

アドバイスというのは相手に役にたつものでないといけません。相手が気づいていないことを気づかせるのがアドバイスの価値です。当たり前のアドバイスには価値はありません。

5. 具体性がない

行動に結びつかないアドバイスには価値はありません。アドバイスは抽象的にすればするほど「がんばれ」や「やるしかない」といった自明なものになります。悩んでいる人にとってはイラつかせるだけで、逆効果になるかもしれません。

6. えらそうに言う

アドバイスは「何を言うかよりどう言うか」です。アドバイスを交わす両者に上下関係がある場合は特に注意しておきましょう。

7. 自分ができていないことを言う

アドバイスは「どう言うかより誰が言うか」です。アドバイスをするときには、それを言うべき資格が自分にあるのか自問するようにします。