RSpecの学び方 - これからがんばる人向け -
目的
最近、仕事でRubyを使うことが増えてきました。
Ruby、Railsと勉強すると次に考えるのは、
「テストどうやって書くよ」ということですよね。
#きっとそう。
そんなわけでRSpecの学び方をまとめます。
学び方
step1 - 「RSpec の入門とその一歩先」へを体験する
まず勉強になるのがこちら。
RSpec の入門とその一歩先へ - t-wadaの日記
「東京 Ruby 会議 03 の RSpec ワークショップの資料です。このワークショップでは参加者の方に「写経」(コードを書き写すこと)をして貰い、TDD/BDD と RSpec を同時に学べるように都度説明を入れるかたちで行いました。」
http://d.hatena.ne.jp/t-wada/20100228/p1
RSpecワークショップ資料を公開してくださっています。全3部作で、インクリメンタルなRSpecテストプロセスを学ぶことができます。
エディタを立ち上げてざっと体験してみるのがオススメです。
step2 - RSpecを学ぶつもりがBDDを学ぶ
ワークショップで、RSpecを体験したら、次は書籍を読んで理解を深めます。
RSpecの本と言えばこれ。
The RSpec Book (Professional Ruby Series)
- 作者: David Chelimsky,Dave Astels,Zach Dennis,角谷 信太郎,豊田 祐司,株式会社クイープ
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2012/02/22
- メディア: 大型本
- 購入: 7人 クリック: 136回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
ここで注意。
RSpecの本!と思って購入すると前書きでキャンと言わされます。良い意味で。
本書は、RSpecだけに留まらずBDDの概念を網羅的に解説しています。もちろん、RSpecの解説も充実していて、テストダブルの書き方など勉強になります。RSpec以外にもCucumberやWebratなどが取り上げられています。ただし、私の場合、Webratを使おうとしていろいろはまりました。なんでWebratではなくCapybaraに置き換えて勉強しました。
step3 - RailsテストでRSpecを学ぶ
- 作者: 西岡祐弥,濱田章吾,浦嶌啓太,高橋健一,柴田博志,井上誠一郎,大谷弘喜,荻野淳也,原悠,増井俊之,横山彰子,浜本階生,ミック,uupaa,塙与志夫,はまちや2,大沢和宏,中島聡,矢野りん,中島拓
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/02/24
- メディア: 大型本
- 購入: 37人 クリック: 2,052回
- この商品を含むブログ (38件) を見る
WEB+DB pressの記事としてRails3テストが載っています。この記事の中でもRSpecが重点的に取り上げられています。業務では、Ruby=Railsなことが多いので概要を学ぶには最適です。
step2で知識を蓄えておけばスラスラと読めると思います。
#逆に忙しい人は、step2とばしてこっちだけでもいいかな。
まとめ
あまり参考になるかわかりませんが、私の場合、こんなかんじでRSpecの理解を深めました。実際に勉強したのは2012年の春頃だったかな。
テストを書ける、ってのと、実際に書くってのは別の話で、実際に書いていくのが大変なんですよね。
くじけず、あとは実践あるのみ。